GR-CITRUSとMIKANを試してみる(10)

前回はGR-CITRUSにSPI TFTを接続してディスプレイに表示できるところまでを紹介しました。今回はMIKANを使ってWebにアクセスして情報を取ってきて一旦SDカードに情報を格納すると共に、その情報から必要なものを抽出してディスプレイに表示してみます。

前回、当初SOFT SPIにてプログラムを組んでいましたが、SDカードとの同時利用ができなかったためSPI libを使ったプログラムに変更することで可能となりました。

Firmware_developが変更されているので前回紹介した

GitHub - ojisan/firmware_developからダウンロードしてください。

今回のテーマは為替情報の抽出です。処理の動きは下記のとおりです。

①為替情報をJSONで提供しているサイトに接続してUSドルの為替情報をSDカードに格納

②SDカードから為替情報を読み出して一旦配列にし、その後文字列に変換

③文字列からsplit(",")を使って区切って配列化

④配列化した情報の中から時刻情報と為替の値情報を抽出

⑤抽出した情報をディスプレイに表示

f:id:jf3rgskun:20170204213617j:plain

実際に作成したmrubyプログラムはつぎのとおりです。

CURRENCY_TFT.rb